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耐塩・重耐塩、耐候性・重耐候性塗装とは
機械装置(金属製品)は設置される環境に拠って大きな脅威(錆)に曝されることになります。その自然の驚異から機械装置(金属製品)を守るべく塗装において、適切な塗装仕様を組むことはとても重要なことです。適切なとはやりすぎてもコストが掛かりすぎてしまう。あくまでその設置環境に拠って、塗装仕様を組む事こそが重要なのです。
*参考 盤標準化協議会の技術資料【設置環境から選ぶ盤の塗装性能】
塗装工程
1.脱脂→下塗り(プライマー)→アクリル塗装(普通の塗装はメラミン塗装)
これでも防食塗装と言えなくはありません。
しかし、重防食塗装となると
2.パーカーライジング(リン酸塩亜鉛皮膜)→下塗り(エポキシ樹脂系プライマー)→中塗り→上塗(ウレタン樹脂塗料)
こんな工程が一般的な塗装工程となります。
しかし、ウレタン樹脂塗装となると自然乾燥(2液 2液とは主剤に硬化剤を混ぜるので)が一般的。
【欠点】
①リードタイムが掛かりすぎる。
②コストが掛かりすぎる。
専門業者である当社にお任せください。
いい手段があります。ただ一つ言えることは、塗装において土台作り(前処理=パーカーライジング)が重要。
リン酸塩亜鉛・リン酸塩鉄被膜の比較
リン酸塩亜鉛皮膜 | リン酸塩鉄被膜 | |
---|---|---|
膜厚(μm) | 3~5 | 0.5以下 |
耐食性 | リン酸塩鉄被膜より優れている。 | |
塗装品の塩水噴霧試験(JIS Z2371) | 1,000時間合格 | 500時間合格実績 |